~噛むことのすすめ~
治療が終了して、また前の生活に戻れば同じことの繰り返しになってしまいます。 アドバイスを参考にして新しい生活をはじめて下さい。 それと、もうひとつよく噛むことをおすすめします。 食べ物はほおばらずに、ひとくち大を食べて下さい。 そして、30回以上は噛んで食べ物が粥状になったら飲み込んで下さい。 唾液とよく混ぜることでいろいろな唾液の効能の恩恵にあずかる事ができます。
・ 消化酵素が働き栄養の吸収をたかめます。
・ 食物や粘膜を湿らせて、咀嚼(そしゃく)、嚥下(えんげ)などの運動を円滑にし粘膜を保護します。
・ パロチンというホルモンが細胞を活性化させ内臓の調子を良くします。
・ 骨や歯の石灰化をすすめ強くします。
・ 体内に入った薬物や化学物質が唾液に排泄されます。
・ 抗菌、殺菌作用があり、さらに活性酸素を消す作用があります。
・ 味の成分を引き出し、食べ物をおいしくします。
噛むことの刺激によって脳内の血液をきれいにして酸素の供給をふやします。 頭の働きがよくなります。脳下垂体を刺激して成長ホルモンをさかんに分泌します。 お子さんは体格も頭も良い子に育つように。お年寄りも頭スッキリ。ボケる心配なし。

一家だんらん、良く噛み、偏食のない食卓を囲むお家には問題児は、生まれません。ガツガツと食べると、なかなか満腹感にならず食べ過ぎてしまいます。 ゆっくりと、よく噛んで食べると腹八分で満足します。太る心配もありません。
楽しく食事をして、健康な毎日を・・・。
なかの歯科新聞
~噛むことのすすめ~
~きれいな歯並びになるために~
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